子どもたちの「読みたい・知りたい・学びたい」を支えるために
現在、八王子市では
学校司書1名が4校を兼任し、各校に週1日の配置となっています。
私たちは、
すべての小中学校に専門・専任の学校司書が1校に1名配置されること
を目指して活動しています。
連絡会とは
八王子市の小中学校に学校司書の配置を求める連絡会 は、
2012年3月、
「すべての学校に学校司書を配置し、学校図書館を充実させてほしい」
という願いをもつ団体・個人によって立ち上げられました。
全国で多くの自治体が学校司書を配置している中で、
「なぜ八王子市では配置されないのか」
という素朴な疑問から活動が始まりました。
これまでの取り組みと成果
2012年、
文部科学省が新学習指導要領のもと、
学校図書館活用と学校司書配置のための地方財政措置を行ったことを受け、
私たちは予算措置を求める請願署名に取り組みました。
署名活動は市民の大きな関心を集め、
- 7,030筆
- 最終的に 11,037筆
の署名が集まりました。
その結果、
2013年6月「専任の学校司書配置」を求める請願が八王子市議会で採択されました。
さらに、
- 2014年:国会で学校司書配置を義務付ける法律が可決
- 2015年:施行
という制度的な前進もありました。
八王子市の学校司書配置の推移
- 2012年(H24):5名配置/20校
- 2013年(H25):8名配置/32校(市議会請願採択)
- 2014年(H26):11名配置/44校
- 2015年(H27):20名配置/80校
- 2016年(H28):27名配置/108校(全校)
- 2025年(R7):27名配置(1名が4校を兼任)
2016年以降、配置人数は増えず、
「4校に1名」の体制が続いています。
国の方針と八王子市の現状
2022年1月に発表された
**第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」**では、
- 学校司書は 1校に1名配置を目指す
- 当面の目標として 1.3校に1名
- 地方交付税交付金として予算措置
が示されています。
制度上、適正な予算配分により
1校に1名配置することは可能です。
しかし、八王子市では
2016年以来、4校に1名の配置のままとなっています。
現場からの声
学校司書の声
司書として誇りを持って仕事に臨んでいます。
しかし、週1日の勤務では資料提供や打ち合わせ、本の修理など、
次週に回せない仕事が多く、昼休みも取れないほど忙しいのが現実です。
子どもたちの声
新しい本やリクエストした本がすぐ入るのがうれしい。
探している本の相談にのってもらえたり、本を紹介してもらえる。
校長先生・教員の声
学校司書がいることで授業への活用が進み、
子どもたちにとって安心できる居場所になります。
配置日数が増えることを強く望みます。
保護者・ボランティアの声
学校司書がいることで、
読書活動やボランティア活動がとてもやりやすくなります。
ともに声を上げてください
すべての小中学校の図書館に、
専門・専任の学校司書が1校に1名配置されるように。
市民の皆さん、保護者の皆さん、
そして読書教育に関わるすべての皆さんとともに、
これからも訴えていきたいと思います。
八王子市の小中学校に学校司書の配置を求める連絡会
代表 山下 優子